岡山市長選、現新4人争う

岡山市長選が告示され、第一声を上げる大森雅夫氏=21日午前、岡山市北区

 任期満了に伴う岡山市長選が21日告示され、いずれも無所属で、4選を目指す現職大森雅夫氏(71)=立民、国民推薦=と、女性団体役員向谷千鳥(67)、元警察官神崎政人(37)、元市会議長浦上雅彦(60)の新人3氏が立候補を届け出た。3期12年の市政運営に対する評価と、新アリーナ建設の是非が主な争点となる。投開票は10月5日。

 大森氏は第一声で「岡山の人たちのわくわく感を高めていくことが必要だ」と市政継続の必要性を強調。概算事業費約280億円のアリーナ整備計画に関し、向谷氏は「アリーナよりも暮らしを」と訴えた。

 神崎氏は急速に進む少子高齢化に触れ「持続可能な岡山市をここから始めよう」と主張。浦上氏は「多くの市民に岡山市を誇りに思ってもらえるようにしたい」と呼びかけた。

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