激戦東部州で「反転攻勢」

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は、激戦が続く東部ドネツク州の170平方キロと9集落でロシア軍を掃討したと表明し「反転攻勢」に出ていると訴えた。「ロシア軍に大きな損害を与え、大規模な攻勢を実行する能力を奪っている」と強調した。18日の動画声明で述べた。

 ドネツク州はロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州の一つ。ロシアが戦力を集中投入しているとされ、少しずつ占領地を拡大してきたが、ウクライナは最近、同州の複数の集落奪還を発表した。

 ただウクライナが2023年6月に始めた反転攻勢が失敗に終わったこともあり、今後実際に戦況を好転させられるかどうかは不透明だ。

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