太陽光発電施設の法整備求める

自民党本部で開かれた会合に参加した北海道釧路市の鶴間秀典市長(奥左から2人目)=19日午後、東京・永田町

 北海道釧路市の鶴間秀典市長は19日、浅尾慶一郎環境相と省内で面会し、太陽光発電施設の建設を自治体が規制できるような法整備を求めた。

 釧路市では近年、釧路湿原周辺での大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設など開発が相次ぎ、生態系や景観への悪影響が指摘された。これを受け市議会は建設を規制できる条例を17日に可決したばかり。各地の自治体も同様に条例で規制している状況だ。

 面会で鶴間氏は「地球温暖化対策を進めているが、地域の中で守りたい自然がある」と訴えた。浅尾氏は「スピード感を持って(対応を)検討したい」と答えた。

 面会に先立ち鶴間氏は自民党会合に出席し、ヒアリングに応じた。

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