死亡男児の両親が主催者提訴

 北海道森町で2022年9月、モータースポーツのイベントでゴーカートが観客と衝突して男児=当時(2)=が死亡した事故で、主催者側が安全対策を怠り事故につながったとして、男児の両親らが約1億3千万円の損害賠償を求め函館地裁に提訴したことが18日、関係者への取材で分かった。18日で発生から3年を迎えた。

 提訴されたのは主催者の一つの函館トヨペット(函館市)と、コース設計などの委託を受けたアクトコーポレーション(千歳市)。函館トヨペットは取材に「被害に遭われたお子さまやご家族に心よりおわびを申し上げる。今後も誠心誠意対応していく」と説明。アクトコーポレーションは「コメントを差し控える」とした。

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