宮城県の村井嘉浩知事は18日の県議会本会議で、外国人材受け入れ促進の一環で進めていた土葬墓地整備の検討を撤回すると表明した。県内の各市町村長に設置可能かどうかを聴取したところ、難色を示されたとして「実現は極めて厳しい状況にある」と説明した。
宮城県による土葬墓地の検討を巡っては、賛成意見や、外国人への過度な配慮だとの反対意見がインターネット上などで広がっていた。
村井氏は本会議で、各首長への聴取に関し「仮に県から打診があっても、受け入れることはできないという意見ばかりだった」と述べた。