日航、飲酒防止へ誓約書求める

羽田空港に駐機する日航機=2020年10月

 運航現場で相次ぐ飲酒問題を受け、日航が全パイロットを対象に、アルコール絡みの不祥事を起こさないとの誓約書を提出するよう求めたことが18日、関係者への取材で分かった。これまで問題が起こるたび飲酒に関するルールを厳格化してきたが、改善されない事態を深刻に受け止めてもらう狙いだ。ただ、誓約に反した場合の処置などは明記されず、社内には実効性を疑問視する声もあるという。

 関係者によると、誓約書は電子版で、滞在先での全面禁酒など社内ルールの順守を前提に「アルコールに関する不具合事案を起こさない」との項目にチェックを入れる仕組みだ。

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