「共同戦略防衛協定」に署名

 【カイロ、イスラマバード共同】パキスタンのシャリフ首相は17日、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、事実上の最高権力者ムハンマド皇太子と会談した。両者は「共同戦略防衛協定」に署名した。安全保障分野の協力強化が狙いで、いずれかの国に対するいかなる攻撃も両国への攻撃になるなどと規定した。サウジメディアが報じた。

 パキスタンは核兵器保有国。中東ではイスラエルと米国が6月にイランの核施設を攻撃したほか、イスラエルが今月、カタールの首都ドーハでパレスチナのイスラム組織ハマス幹部を狙って空爆した。パレスチナ自治区ガザでの戦闘も終息が見通せず、緊張状態が続いている。

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