下水管72キロで「要緊急対策」

1月に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故現場

 国土交通省は17日、全国の自治体に要請した下水道管の調査で、腐食や亀裂などにより「原則1年以内の速やかな対策が必要」と判定された管路が72キロあったと明らかにした。このほか「応急措置をした上で5年以内の対策が必要」と判定されたのが225キロあった。

 調査は、埼玉県八潮市で1月に起きた道路陥没事故を受けて要請。8月8日時点でまとめた。

 国交省は、下水道管の腐食や亀裂は道路陥没などにつながる恐れがあるとして、損傷箇所の補修や置き換えなどを順次進めるよう各自治体に求める。

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