東京都の都営バスで終点到着後に点検ミスがあり、後方の座席で眠る男子中学生を乗せたまま走行していたことが16日、都交通局への取材で分かった。営業所に向かう途中で中学生が目覚めて発覚。体調に問題はなかった。
交通局によると、バスは12日午後6時前に足立区の終点に到着。乗務員が最後部まで点検をせずに出発した。
都営バスでは4~6月、女子児童らが車内に一時置き去りにされるミスが相次いだ。担当者は「確実に点検を実施するよう呼びかける」とした。