【ワシントン、北京共同】米国と中国の4度目の閣僚級貿易協議が14日、スペインのマドリードで始まった。中国メディアが伝えた。関税のほか、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業売却を話し合う。年内開催を模索しているトランプ大統領と習近平国家主席の対面会談が議題に上る可能性もある。
ティックトックには安全保障上の懸念があるとして、米国事業を売却しなければ、米国内でのサービスを事実上禁止する新法が1月19日に発効した。トランプ氏は大統領令で禁止を猶予しており、この期限が今月17日に迫っている。