火災警告、作動履歴を調査

運輸安全委員会による調査が始まった米ユナイテッド航空機=14日午前、関西空港

 貨物室で出火したとの警告が表示された米ユナイテッド航空機が関西空港に緊急着陸し、乗客乗員がシューターで脱出したトラブルで、運輸安全委員会の航空事故調査官が14日、機体の調査を始めた。消防によると火災の痕跡は確認されておらず、装置に誤作動がなかったか履歴を確認する。

 調査官は13日午後に関空入りし、操縦士や客室乗務員から状況を聞き取った。14日朝、取材に応じた高橋充航空事故調査官は「警告灯が点灯したと聞いた」と説明。機体の調査では、火災の有無に加え、警告を出した装置の履歴をたどり、誤作動がなかったか確認する方針を示した。

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