トランスジェンダー「伝染する」

 参政党の和田圭子那覇市議が市議会で、心と体の性が異なるトランスジェンダーについて「伝染する」と発言していたことが13日、分かった。トランスジェンダーの生徒に必要な対応として「心の性別に基づく配慮よりも、心の傷を治療できる心理士を紹介すること」とも言及。和田氏は取材に発言を認めた上で「差別をした覚えは全くない」と述べた。

 発言が出たのは、12日の9月定例会一般質問。「学校でLGBT教育を行うこと自体が、トランスジェンダーを増やすことにつながる可能性がある」とも語った。

 和田氏はLGBTなど性的少数者への理解増進法が「未成年の子どもたちに及ぼす影響について心配がある」として、市内の小中学校でのLGBTに関する教育の実施状況を市側に問う事前通告書を提出していた。

 和田氏は今年7月の市議選に得票トップで初当選した。

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