京都市は12日、市営バスの自動運転導入に向け、実証実験に乗り出すと発表した。運転手が同乗し運転操作の一部をシステムが担う「レベル2」の実証実験を2025年度末にも始める。運転手不足を解消する狙い。市によると、政令市では民間バスの自動運転は例はあるが、市営バスは初という。
まずは実験に向け、ルートや車両を検討するため調査する。レベル2の実験の他、市民による試乗体験も予定。26年度以降に、特定条件下なら運転手なしで走行できる「レベル4」でも実験し、28年度導入を目指す。