美浜原発、年内にも地質調査へ

関西電力美浜原発=福井県美浜町

 関西電力が美浜原発(福井県美浜町)で計画する原発新設に向けた地質調査について、年内にも開始する方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かった。2030年ごろまで約5年かける見通し。来週にも計画を公表する。

 関係者によると、関電は美浜原発の北側エリアと南側エリアでボーリング調査などを実施し、地質や活断層の有無を調べ候補地を絞り込む。東京電力福島第1原発事故後に中断した10年の調査では、北側の山地のみを対象にしていたが、より広範に調査する見込み。結果を踏まえ、次世代型原発「革新軽水炉」を念頭にした新設について判断する。

最新記事
ネパール暫定首相にカルキ元最高裁長官
ユナイテッド機、関空に緊急着陸
容疑者が友人に自白と州知事
山手線が一時運転見合わせ
NY株、反落