パレスチナの国家承認けん制

イスラエルのネタニヤフ首相(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は11日、占領地ヨルダン川西岸での大規模なユダヤ人入植地建設の式典に参加し「パレスチナ国家は存在しない」と主張した。地元メディアが伝えた。今月下旬の国連総会に合わせてパレスチナを国家承認する意向を示す国が相次ぐ中、その動きをけん制する狙い。

 占領地での入植拡大は国際法違反で、イスラエルに対する国際社会の批判が一層高まりそうだ。

 入植地の計画予定地は「E1」と呼ばれ、エルサレムと西岸中部の大規模入植地マーレアドミムの間の12平方キロに約3400戸を建設する内容。政府は8月に承認した。

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