タリバン、国連女性の入場妨害

8月、アフガニスタンの首都カブールで、タリバンの旗を掲げて復権4年を誇示する治安部隊員や支持者ら

 【イスラマバード共同】国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は11日、イスラム主義組織タリバン暫定政権が首都カブールの国連施設出入り口に治安部隊を配置し、現地女性スタッフの入場を妨害したと明らかにした。タリバンに対し、即刻解除を要求したという。タリバンの女性抑圧策に対する国際社会の批判がさらに高まりそうだ。

 UNAMAによると、妨害は7日に起きた。西部ヘラートや北部マザリシャリフの国連施設にも治安部隊が配置された。アフガン東部の地震被災地の女性支援や、急増しているイランとパキスタンからの帰還者受け入れを巡っても、現地女性スタッフが現場に移動するのを禁止しようとしているという。

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