万博に毒グモ、被害なし

 日本国際博覧会協会は11日、大阪・関西万博会場で毒グモのセアカゴケグモを約70匹確認したと明らかにした。関係者のみが入れるエリアで既に駆除しており、来場者を含めて被害は確認されていない。協会はホームページで「決して素手で捕まえないように」と呼びかけている。

 協会によると、9日に来場者用のテーブルで卵が見つかったため注意喚起した。担当者はこれまで周知しなかった理由を「確認されたのが関係者専用エリアだったため」と説明している。

 大阪府によると、セアカゴケグモはオーストラリア原産の特定外来生物。春から秋に活動し、かまれると周囲に強い痛みが現れ、吐き気が生じるケースもあるという。

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