トランプ氏、高裁に上訴

米FRBのクック理事=8月23日、米ワイオミング州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、連邦地裁が連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事の解任を一時的に差し止めたことを不服として、ワシントンの連邦高裁に上訴した。

 トランプ氏は、クック氏が理事就任前に住宅ローン申請で不正を行ったと主張して解任を通告。クック氏がこの通告は違法だと提訴していた。

 地裁は9日、一時的な差し止めを命じた。法律上、解任は在任中に忠実かつ効果的に職務を遂行していたかどうかで判断されると指摘。就任前の行為のみを理由に解任することは想定されていないとした。

最新記事
伊東市議選10月19日投開票
東京円、147円台前半
東証、取引時間中の最高値更新
米の難民女性刺殺事件で死刑要求
為替相場 11日(日本時間10時30分)