米保守系政治活動家が撃たれ死亡

政治活動家チャーリー・カーク氏の銃撃現場で対応する当局=10日(ゲッティ=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部ユタ州オレムのユタバレー大で10日、著名な保守系の政治活動家チャーリー・カーク氏(31)がイベントで参加者との討論中に首付近を撃たれ死亡した。米メディアが伝えた。カーク氏はトランプ大統領の熱烈な支持層「MAGA」の若者の代表格として知られ、昨年の大統領選でトランプ氏の勝利に貢献した。

 大学は当初、容疑者が拘束されたと発表したが、複数の米主要メディアによるとその後撤回した。警察が捜査している。

 カーク氏は7日、東京都内であった参政党のイベントで講演していた。

 トランプ氏はSNSで「米国で彼ほど若者の心を理解した人はいなかった。全ての人々、特に私から愛されていた」と追悼。14日の日没まで全米の政府施設のほか、在外公館などで米国旗の半旗掲揚を命じる布告に署名した。

 米メディアによるとカーク氏は高校時代から政治活動に参加。18歳だった2012年、伝統的な価値観を若者世代に広めるため非営利の政治団体「ターニング・ポイント・USA」を創設した。

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