佐賀と長崎の火災、落雷原因か

 9日深夜から10日朝にかけ、佐賀、長崎両県で落雷が原因の可能性がある建物火災が相次いだ。けが人はいなかった。出火当時、両県全域に雷注意報が出ていた。

 佐賀県警によると、9日午後11時半ごろ、佐賀市の民家の住人から「雷が家に落ちた」と119番があった。約2時間後に消し止められたが、民家の一部が焼けた。

 10日午前0時半ごろには、佐賀県伊万里市の民家で「雷で停電があり、煙が上がっている」と119番があった。2階部分が特に強く燃えたという。

 長崎県警や消防によると、10日午前6時10分ごろ、同県南島原市で「雷によって建物が炎上している」と近隣住民から119番があった。

最新記事
出火前、現場アパート周辺を行き来か
収賄疑い、市職員の男逮捕
為替相場 10日(日本時間21時)
フランス新首相が就任
立民幹事長に安住淳氏を起用へ