【パリ共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は9日の声明で、世界で2024年に武力攻撃を受けた学校が1265校に上り、前年比で44%増加したとして懸念を表明した。ロシアが侵攻するウクライナやパレスチナ自治区ガザで戦闘が続く中東など紛争地での暴力の「劇的な増加」に警鐘を鳴らした。
特に懸念される地域としてウクライナやガザなど中東のほか、ミャンマー、ハイチ、アフガニスタンを挙げた。