「一線越えた」市民怒り

9日、爆発音の後に煙が上がるカタールの首都ドーハ(ロイター=共同)

 【イスタンブール共同】カタールの首都ドーハの住宅街に突然、複数回の爆発音がとどろいた。イスラエル軍によるイスラム組織ハマス幹部を標的にした9日の攻撃。カタールはパレスチナ自治区ガザの停戦を巡り、イスラエルとハマスの仲介を続けてきた。「イスラエルはあらゆる一線を越えている」。ドーハ市民が怒りで声を震わせた。

 「大きな爆発音が連続して聞こえた。最初は雷かと思った」。攻撃現場から約10キロ離れた場所にいたムハンマド・バシルさん(38)が電話取材に振り返った。現場に近づこうとしたが、治安部隊に阻止されたという。

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