寝ている乗客残してバスが施錠

 静岡市葵区を走る静鉄バスの運転手が終点到着後、寝ていた乗客の30代男性に気づかず施錠していたことが9日、運行する「しずてつジャストライン」(同区)への取材で分かった。男性は約1時間40分後、非常口を開けて自力で脱出し、体調に問題はなかったという。男性から運賃支払いについて問い合わせがあり、発覚した。

 同社によると、バスは5日午後10時10分ごろ、同区の終点に到着。運転手は車内確認をしないまま、近くの駐車場にバスを移動させ、施錠した。同社関係者が男性に謝罪した。

 同社は「事態を厳しく受け止め、車内確認を徹底し再発防止に努める」とした。

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