社民党のラサール石井氏は７日、マイク１本で笑いを取る「スタンダップコメディー」を東京都内の劇場で披露し、福島瑞穂党首も初挑戦した。社民はラサール石井氏の知名度やタレントとしての経験を生かし党勢回復につなげたい考えで、全国行脚も検討している。
ラサール石井氏は低迷する党勢を踏まえ、自身と福島氏を絶滅の恐れがあるトキになぞらえ、笑いを誘った。石破茂首相の退陣報道があったと観衆に伝えた上で「石破さん、社民に来ないか」と語ると拍手が起きた。
福島氏は、娘の結婚披露宴であいさつした際、選挙演説のように話し始めてしまい、焦ってしまったとのエピソードを紹介した。