イラン高濃縮ウラン量が不明

 【ウィーン共同】イラン核合意を検証する国際原子力機関(IAEA)が3日、イランが生産を加速してきた濃縮度60%のウランの貯蔵量は不明だとの報告書をまとめた。6月のイスラエルと米国によるイラン核施設空爆後、イランがIAEAとの協力を一時停止し、IAEAは高濃縮ウランの残量について査察できていないためだとした。

 IAEAは5月の報告書で、60%ウランの貯蔵量が400キロ以上に増えたとしていた。60%は核兵器級の90%に接近する重大な核合意違反に当たる。

最新記事
歌手の西川貴教さんをコメ大使に
静岡で突風発生、けが人複数
静岡県が牧之原市などに災害救助法適用
滋賀県知事が謝罪の手紙
悠仁さま、6日に成年式