【カブール共同】アフガニスタン東部で8月31日に起きた地震で、イスラム主義組織タリバン暫定政権は3日、被害が最も大きいクナール州の死者を1457人と発表した。前日より46人の増加。救助隊がほぼ全ての被災地区に到達したとしており、災害対策当局は取材に「死傷者数変動は今後、小さくなる」との見通しを示した。
山岳地帯で重機が入れない場所では手作業での救出活動が続いていた。3日深夜(日本時間4日午前)には、不明者の生存率が著しく下がるとされる発生後72時間が経過。
米地質調査所によると、アフガニスタン東部で2日午後(日本時間夜)、マグニチュード(M)5・2の地震があった。余震だとみられる。