3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比09銭円安ドル高の1ドル=148円73~75銭。ユーロは05銭円高ユーロ安の1ユーロ=173円05~09銭。
自民党幹部が退任の意向を表明するなど国内の政治情勢を巡る先行き不透明感や、日銀による早期の追加利上げ観測の後退で、2日の東京市場で急速に円安が進んだ。3日は持ち高調整でドルを売って円を買う動きがあったものの、小幅に値動きした。
市場では「149円00銭が円安の節目として意識されている」(市場関係者)との見方があった。