低気圧や前線の影響で秋田県は2日、大雨となった。気象庁によると、能代市や北秋田市では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨を観測。複数河川が氾濫し、住宅が浸水する被害も出た。秋田市は2339世帯、4597人を対象に緊急安全確保を出した。秋田新幹線は一部区間で一時運転を見合わせた。
仙北市、五城目町も一部地区を対象に緊急安全確保を発表。北秋田市は2日夜までの24時間雨量が観測史上1位を更新する190ミリ以上となり、平年の9月1カ月分の降水量を超えた。
氾濫したのは秋田市の新城川や五城目町の内川川など5市町村の6河川。2日午後1時時点で、五城目町と上小阿仁村の住宅12棟が床上浸水した。