死亡の夜行バス運転手、不起訴

 三重県御浜町で3月、大型夜行バスが国道脇の防風林に突っ込み、男性運転手が死亡、乗客17人が重軽傷を負った事故で、津地検熊野支部は1日までに、体調不良を自覚しながら運転したとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検された運転手=当時(57)、埼玉県川越市=を容疑者死亡で不起訴処分とした。8月29日付。

 事件は3月22日午後8時半ごろ、御浜町の国道42号で発生。県警によると、運転手は心臓の病気で死亡した。車内のドライブレコーダーには、運転中にハンドルにもたれかかるような姿勢になる様子が写っていた。

 バスは和歌山県那智勝浦町からさいたま市へ向かう途中だった。

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