犠牲9人施設跡地で追悼

高齢者グループホームの跡地で献花する、施設を運営していた社団医療法人の佐藤弘明常務理事=30日午前、岩手県岩泉町

 岩手県や北海道に大きな被害をもたらした2016年の台風10号豪雨災害から9年となった30日、入所者9人全員が死亡した岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」跡地で、遺族や運営していた法人の職員らが献花台に手を合わせ、追悼した。

 平屋建ての楽ん楽んには、氾濫した近くの川の濁流が押し寄せた。施設側は洪水時の避難計画を策定していなかった。法人の佐藤弘明常務理事(62)は「尊い9人の命を奪ってしまったことを反省し、このようなことを二度と起こさないと献花台で誓った」と話した。

 岩手県によると、関連死を含めた死者は計28人で、行方不明が1人。北海道でも犠牲者が出た。

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