今年1~6月に自宅で死亡した1人暮らしの人は、全国で4万913人(暫定値)おり、そのうち65歳以上が3万1525人と77%を占めたことが29日、警察庁のまとめで分かった。集計は「孤独死・孤立死」の実態把握の一環として警察庁が昨年から実施している。同時期に警察が取り扱った遺体は11万1036体で、3割弱が独居の高齢者だったことになる。
内閣府は4月、昨年の警察庁のデータを用いて、自宅で誰にもみとられることなく亡くなり生前、社会的に孤立していたとみられる「孤立死」の人数を初めて推計。死後8日以上経過して発見されたケースを集計し、2万1856人だったと発表した。1~6月のデータで同様に推計すると、1万1669人となる。
この期間に全国の警察が取り扱った自殺を含む1人暮らしの遺体を年齢層別でみると、85歳以上が8315人で最多だった。75~79歳が6906人、80~84歳が6200人、70~74歳が5968人と続いた。
男女別では、男性が2万8104人、女性が1万2807人、不詳が2人だった。