年賀はがき、発行3割減

新春の便りを携え、街へ向かう配達員=1月1日、東京・新宿郵便局

 日本郵便は29日、2026年用のお年玉付き年賀はがきの当初発行枚数を前年比30・1%減の約7億5千万枚にすると発表した。減少は15年連続。記録が残る04年用以降ではピーク時の6分の1の規模に縮んだ。交流サイト(SNS)の普及や昨年の郵便料金の値上げで減少が止まらない。

 当初発行枚数は、04年用が最多の44億5千万枚だった。近年は物価高を背景とした節約志向の広がりが年賀状を出すのをやめる「年賀状じまい」に拍車をかけているとの分析もある。

 10月30日から来年1月9日まで郵便局などで売る。

 26年の干支の午にちなみ、馬の絵柄をあしらった年賀はがきが多い。

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