全日空グループの「ANAウイングス」で昨年以降、安全上のトラブルが相次いでいるとして、国土交通省は29日、同社を文書による厳重注意とした。社内の安全管理システムが「有効に機能しているとは言えない」とし、9月19日までに再発防止策を報告するよう求めている。
国交省によると、同社の運航便を巡っては昨年4~6月、鳥取県の米子空港付近で地面への接近警報が作動して着陸を緊急回避したほか、和歌山県上空で機内の気圧が異常低下した。
今年に入っても、5月に広島空港の閉鎖中の誘導路で立ち往生し、今月20日には北海道の稚内空港で、車両の退避が完了していない滑走路に着陸するトラブルがあった。