【キーウ共同】「武力を使うことしか頭にない彼らとの和平など信じられない」。被害に遭った住民はロシアへの憤りをあらわにした。28日未明にミサイルが直撃したウクライナ首都キーウの5階建て集合住宅は、一部が屋上から無残に崩落し、内部がむき出しに。現場の当局者によると、子ども4人を含む13人が死亡。周辺には砂ぼこりが舞いガラスやがれきが飛散していた。
1階で家族と暮らしていたオレーナさん(47)が地下に避難した1分後にごう音が響き、周囲は真っ暗に。がれきをかき分けてようやく脱出できたが「何もなくなってしまった。これからどうすればいいのか」とぼうぜんとした様子だった。