中ロにらみ中央アジアと連携

カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン

 岩屋毅外相は28日、中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの訪問を終えて帰国した。両国では、中央アジア5カ国との初の首脳会合開催へ調整を加速することを確認。ウクライナ侵攻を続けるロシアや覇権主義的な動きを強める中国をにらみ、中央アジアとの連携強化を図った。

 「国際情勢が大きく変化する中、中央アジアとの関係を強化しなければならないと痛感し、その意思を示すことができた」。岩屋氏は27日午後、ウズベキスタンで記者団に訪問の意義を強調した。

 日本が中央アジア各国との関係強化を狙うのは、経済協力に加えて、法の支配に基づく国際秩序を維持する立場を共有するためだ。

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