日本郵便は28日、7月に全13支社のうち近畿、四国、九州の3支社の郵便局で、計3件の酒気帯び運転があったと発表した。いずれも前日の飲酒によるもので、業務前の点呼でアルコールが検知されたとしている。不適切点呼問題を受け4月から毎月の調査を始めたが、安全意識の改善が浸透していない結果となった。
酒気帯び運転は4月が20件、5月は29件、6月は3件だった。日本郵便は「今回の事態を真摯に受け止め、社員に対する指導を徹底する」とのコメントを出した。
このほか、道路交通法上の罰則を伴わない軽度な酒気を帯びた状態での通勤中の運転も9支社で計20件あった。