宮城県警は28日、部下への不適切な言動がパワハラに当たるとして、仙台北署長だった内海雅晴警視を本部長注意とした。県警への取材で分かった。警視は「申し訳ない」と話し、同日付で依願退職した。
県警によると、警視は仙台北署長だった4月下旬~7月中旬、部下に対して日常的に不機嫌な言動をし、職場環境を悪化させたとしている。特定の部下に他の職員の前で威圧的な態度を取ることもあったという。
署員が監察課に相談して発覚。千葉智上席監察官は「再発防止に努める」とコメントした。
県警は今月6日、警視を仙台北署長から警務部付とする人事を発表していた。