【ワシントン共同】トランプ米大統領は27日、ホワイトハウスで、イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの戦後統治のあり方や人道支援についてブレア元英首相らと協議した。ブレア氏はイスラエルのネタニヤフ首相と関係が深く、イスラム組織ハマス抜きのガザ統治構想を提示したもようだ。米ニュースサイト、アクシオスが伝えた。
ネタニヤフ氏は武力攻勢を強め、ハマスの壊滅を掲げてガザの中心都市、ガザ市制圧計画の実行に向けて準備を進めている。アクシオスは、ハマス抜きの戦後統治構想がまとまれば、ネタニヤフ氏が停戦に応じるきっかけになるとしている。ただ、ハマスが受け入れる可能性は低く、実現性は不透明だ。