戦時中に朝鮮人を含む183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で、民間団体が25、26両日に回収した骨のような物4点に関し、県警は27日、全て人骨だったとする鑑定結果を明らかにした。民間団体によると、人骨が見つかったのは初めて。犠牲者の遺骨の可能性がある。
県警によると、骨は左大腿骨、左上腕骨、左橈骨、頭蓋骨の一部。県警は、警察庁や厚生労働省など関係機関と今後の対応を協議する。