27日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比10銭円高ドル安の1ドル=147円58~59銭。ユーロは08銭円安ユーロ高の1ユーロ=171円71~78銭。
トランプ米大統領が人事に介入したことで米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性が揺らぎ、利下げが早まるのではないかという観測が拡大。日米金利差の縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが先行した。
市場では「トランプ氏とFRB側のやりとり次第では、相場が大きく変動する可能性がある」(外為ブローカー)との声があった。