山口の海底炭鉱で頭蓋骨か

海底炭鉱「長生炭鉱」の潜水調査で回収された頭蓋骨とみられる物=26日午後、山口県宇部市(長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会提供)

 戦時中に朝鮮人を含む183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で26日、遺骨回収の潜水調査をしている民間団体が頭蓋骨とみられる物を発見した。団体は25日にも骨のような物を回収、通報を受けた県警は人骨かどうか鑑定している。

 民間団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」によると、ダイバー2人が海中の坑道内を調査したところ、25日に回収した場所の近くで発見した。さらに靴を履いた体の一部のような物も見つかったという。

 長生炭鉱は1942年2月、坑内へ海水が流れ込む事故が発生。朝鮮人と広島、沖縄両県出身の日本人らが死亡した。

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