教員らが児童の盗撮画像をグループチャットで共有したなどとされる事件で、横浜市立小の教諭の男が逮捕、起訴されたことを受け、横浜市教育委員会は26日、市議会の常任委員会で、盗撮対策として、校内に隠しカメラがないか調べる探査機器を配備する方針を明らかにした。
機器はカメラが発する電磁波を検知するもの。市内の各学校教育事務所に10台程度配備し、9月から学校への貸し出しを始める。一部の学校では、専門業者による抜き打ち検査も実施する。
男が勤務していた小学校では21日、専門業者が校内を点検し、異常は確認されなかった。