名古屋市西区の円頓寺商店街入り口にある強化プラスチック製の豊臣秀吉像の首が、何者かに折られたとみられることが26日、像を管理する商店街振興組合関係者への取材で分かった。組合は修理や、愛知県警への被害届提出を検討している。組合関係者は「商店街の象徴的存在。とても残念だ」と落胆をあらわにした。過去には、付近にある織田信長や徳川家康などの像も損壊の被害に遭っている。
組合関係者によると、23日に近くの住民から「秀吉像の首が取れている」と連絡があった。組合幹部らが確認したところ、首部分が折れていた。応急処置として、胴体の首が載っていた部分を粘着テープで覆っている。