大阪公立高に多様化校設置へ

 大阪府教育委員会は26日、不登校やその傾向にある子どもが学ぶ「学びの多様化学校(不登校特例校)」を、来年春に大阪市の府教育センター付属高に設置すると発表した。府教委によると公立高では福岡県に続き全国2例目。教員研修や教育の調査研究を行うセンターに置き、不登校支援のノウハウを蓄積・発信する拠点化を目指す。

 府立高の不登校生徒数は2023年度末時点で4752人。吉村洋文知事が特例校設置方針を示していた。文部科学省は全国で特例校300校設置を掲げ、現在は小中高で計58校ある。

 特例校への転入学は前後期の2回で、初年度は後期のみ。他の府立高に在籍する1~2年の不登校生徒を対象としている。

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