【丹東共同】中国と北朝鮮の国境の鴨緑江に架かる中朝鴨緑江大橋の北朝鮮側で、税関施設とみられる複数の建築物の建設工事が進められていることが26日、分かった。韓国政府関係者によると今年2月に建設作業が本格化した。このうち1棟は10階建てに近い。橋の開通に向けて整備している可能性がある。
北朝鮮北西部の新義州周辺で建設作業が続けられている。中朝鴨緑江大橋を渡った対岸の中国遼寧省丹東にも中国側の新しい税関施設がある。
橋は2014年の本体工事完了から10年以上が経過したが、未開通のまま。北朝鮮側で施設の完了後、橋が開通するかどうか注目されている。