北海道の釧路湿原周辺で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を進める「日本エコロジー」(大阪市)は26日までの共同通信の取材に、国の特別天然記念物タンチョウとひなの生息地付近で進めている事業の中止を釧路市議らが求めたことについて、「適法かつ多大な費用を伴う事業で、単なる中止要請は受け入れは難しい」と主張した。
同社は25日深夜に取材に回答した。市議からの要請には、希少動物保護の観点から工事方法などの検討を求める建設的な内容も含まれていたとして、市側に提出した見解書で「要請が中止を求めるものか、環境配慮型工事の検討要請なのかを確認した」と説明した。