新たに乗客家族4人提訴

 北海道・知床半島沖で2022年4月、観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没し乗客乗員計26人が死亡、行方不明となった事故で、新たに乗客1人の家族4人が運航会社の知床遊覧船(斜里町)と社長桂田精一被告(62)=業務上過失致死罪で起訴=に損害賠償を求め、札幌地裁に提訴したことが25日、原告弁護団への取材で分かった。7月1日付で、請求額は明らかにしていない。

 事故を巡っては、別の乗客14人の家族ら計29人が昨年7月、計約15億円の賠償を求めて提訴し、現在係争中。会社側は桂田被告に過失はないと主張し、会社の賠償責任については認めつつ金額を争う姿勢を示している。

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