【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのシルスキー軍総司令官は24日、東部ドネツク州で攻勢を強め、3集落でロシア軍を掃討したと表明した。一方、同州の要衝ポクロウシクは「ロシアが戦力を集中させており、最も困難な状況」として、防戦が続いているとの見方を示した。
ドネツク州はロシアが2022年に一方的に併合を宣言した東部・南部4州の一つ。プーチン大統領は和平条件として、ドネツク州からのウクライナ軍撤退と全域の割譲を求めているとされる。