【モスクワ共同】北方領土を実効支配するロシア極東サハリン州クリール地区のイストミン地区長は24日、択捉島の指臼岳(ロシア名バランスキー火山、標高1125メートル)周辺に出かけた旅行者10人と連絡が取れなくなったと通信アプリに投稿した。地元当局が捜索を始めた。
択捉島の島民によると、10人は全員がロシア人。日本の気象庁によると、指臼岳は溶岩ドームをもつ成層火山で、噴気活動をしているという。