金魚の産地として知られる奈良県大和郡山市で24日、第30回全国金魚すくい選手権大会が開かれた。丸形の枠に和紙を張った「ポイ」を手に、参加した約1400人が3分間の熱戦を繰り広げた。一般の部では、京都府の高田守さんが50匹すくい優勝した。
4センチ程度の金魚「和金」が約千匹入った水槽から、制限時間の3分で何匹すくえるかを競う。参加者の流れるような手つきや、一度に2匹を運ぶ様子に会場が沸いた。
小中学生の部は、優勝決定戦にもつれ込み、大阪市の小学4年河合佑紀さん(9)が26匹で優勝した。
開催30回を記念し、第20回から29回大会の上位入賞者によるグランドチャンピオン大会も開かれた。